あこがれの輝く白い歯
長い間歯石をとっていないので実家に帰ったついでに以前通っていた歯科医院にいったです。
最後にいったのはもう10年以上も前に違いないです。
病院の中は依然と変わらなかったです。
なぜか受付の女性の顔をはっきり覚えていました。
自動ドアをはいると受付にいたのは10年前と同じあの女性でした。
とくべつ美人というわけでも忘れられないほど個性的というわけではないのにはっきり記憶に残っていました。
しかも最初と最後にほんの数分接するだけなのにです。
最初にかかされるアンケートみたいな用紙に、前にも来たことがありますかという質問がありました。
もう10年以上も前なのだから時効だろうとおもいながら、はいの方に丸をしました。
案のごていねいに受付で調べて見つけられてしまったです。
しかも苗字が変わっているというのにです。
その上10年を優に上回っていました。
こうしてコンピューターには個人情報が半永久的に永遠に残るのでしょうか。
いつくるかわからない患者のカルテはおびただしい数に上るに違いないです。
しかもお年寄りの多い地域なので寿命の関係などで再び歯医者に訪れることはかなりむずかしいのではないかと思います。
まあ見てもらう歯があればの話ですが。
大昔になぜその歯科医院に行ったかというと、当時若かった私は歯の黄ばみが気になりました。
自宅の商売を手伝っていたこともあって一日に三度きっちり歯磨きをしていたしタバコをすったこともないのに歯の黄ばみが気になってしょうがなかったです。
おしゃれにもたいして関心もないしほとんどノーメイクなのだが白い歯が手に入れたかったです。
それでその歯科医院でホワイトニングをすることにしました。
今ならもっと技術はすすんでいると思うが当時は簡単で意味があるのだろうかと思うほどでした。
なにかを塗ったのかどうかはっきり覚えていないが合計三回通ったです。
最後の三回目には歯科医師がかなり白さでたよと言っていました。
心持白くなったという程度でした。
想像していたような輝く白い歯は手に入らなかったです。
白い絵の具を塗ったかのような白さとは程遠かったです。
結局それっきりあとはなにもしていないです。
歯磨き後を選ぶときに、歯が白くなりそうなものを選ぶくらいであります。
それでも人の歯が白いとすごく気になります。
すれ違った人の歯が輝く白さだったら、追いかけてどうしてそんなに白いのか尋ねてみたい衝動と絶えず戦っています。
おそらくそれは生まれつきの歯の質の問題なのではないかと思います。
聞いたことがないからわからないが、それは歯の白い人の身なりや雰囲気からして判断しました。
どう見ても歯の白さを気にかけてホワイトニングをしているように見えないからです。
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